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| ◆塾長日記2007年7月 |
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●弁力NY始動開始! 7/1
リセプション会場はロックフェラーセンター(Rockefeller Center)の7階、ここが弁塾NYの拠点です。新校オープに尽力して下さった方々、現地スタッフや友人、そして新校に関心を持っていただいた皆さんを招き、ささやかなパーティを催しました。
「弁力」(Benryoku)という新しい考え方をアメリカに“移植”するのが私のライフワークです。“理屈一辺倒”、“口数勝負”のアメリカ式「話し方」ではなく、相手の“面子”や“人間関係”をベースにしたコミュ二カティブ・アプローチ(communicative approach)を広めたいと考えています。
まだまだ私の英語力は非力です。それでも集まってくださった方々が皆真剣に話を聞いて下さり胸がいっぱいです。
日本的な話し方の原点、そして欧米的なアウトスポークンな話し方、それらが融合した形がグローバル時代には必要だと私は考えています。
●自由に発言できない国? 7/2
久間氏がハレンチな発言をしたことで辞任(resignation)しました。辞任は妥当かとは思いますがどうしても気になる点があります。日本は思ったことがストレートに言えない国なのではないかという危惧です。
久間氏自身、戦争や核の使用を肯定したわけではありません。原爆投下によって戦争が終わった、という彼の歴史認識を語ったのだと思います。
彼のような地位にある人の発言としては問題だと思いますが、発言したことで一斉に集中砲火を浴びせるやり方は疑問です。久間氏を辞めさせるのではなく、彼の真意と思いを徹底的に追求、議論できる国、これが“言論の自由”なのではないでしょうか。
野党は「久間氏の発言は核兵器の使用を許すことになる」との認識で一致、政治家がこのレベルですから日本人が皆、貝のように口を閉ざすのは“しょうがない”のかも知れません。
●アメリカ初のスパがニューヨークに誕生! 7/3
シャワー一辺倒のアメリカの入浴文化。大衆浴場はアメリカ人気質には不向きではと思っていましたが、時代は変わるものです。アメリカ初のスパがニューヨークイーンズ地区131丁目にオープンしたのです。
入場料は$30、各種サウナや足裏マッサージ、テレビ付プライベート休憩所等、日本のスーパー銭湯と遜色ありません。
“ニューヨークにいれば世界が見える“と言われます。ニューヨークには新しいものや変化を受け入れ、それらに対応できる歴史的土壌があるのです。様々な価値観が混在し、新しい文化や流行が日々生まれている場所がニューヨークです。移住民者のニューヨーク上陸数は一日2000人を越えることもあるから驚きです。東京が魅力ある街として世界に認識されづらい理由がわかる気がします。
●芸術家を受け入れてきたチェルシーの街 7/4
今日は独立記念日(Independence Day)。1776年にアメリカ独立宣言が交付されたことを記念して毎年7月4日が祝日に定められています。この日を前後にプチ休暇をとる人も多くマンハッタンも全米からの“オノボリサン“で賑っています。
この時期のニューヨークは日没が9時頃、アフターファイブが4時間近くあるのは羨ましい限りです。滞在する50丁目からAラインに乗り23丁目まで南下、若者に人気のチェルシー地区に来ました。創業100年のチェルシー・ホテルは芸術家が多く住むユニークなホテルとして知られています。かつては、文豪マーク・トゥウェインやボブ・ディラン、ジミ・ペイジもこのホテルの住人だったといいます。家賃を安くし、芸術家優遇してきた伝統はさすがニューヨークです。
このチェルシー地区に住んでいるマンハッタン・エンターテインメントの中原氏と合流、彼が馴染みにしているピザ屋さんで夕食をご馳走になりました。直径40センチ程もあるピザを仲良く食べる怪しいアジア人二人。おそらくゲイに思われたことでしょう。
●航空性中耳炎って何? 7/5
NYからミネアポリス2時間、ミネアポリスからホノルルまで8時間、そしてホノルルから成田まで8時間のフライトを完遂。毎度マニアックなルートで無事帰国いたしました。
ところで皆さんは『航空性中耳炎』という病名をご存知でしょうか。どうやら今回、私はこの病気にかかったようです。とにかく、痛い。痛くて痛くて、そして超痛い。えっ、どこが? 額が物凄く痛いのです。おでこから何か生き物が”生まれてくる”ような不気味な痛さなのです。
飛行機が上昇する時、下降する時は気圧が非常に変わります。離陸時と着陸時には圧の変化が激しく、中耳と外耳の圧力が変わりことで違和感を感じることがあり、風邪をひいていたり鼻が詰まっているときなどは痛みが激しくなることもあるそうです。
今もおでこが痛いのです。あらどうしましょう。ずっと治らなかったらどうしましょう。
●気合の入っていないピザに”渇” 7/6
晩帰国したものの自宅に滞在したのは5分だけ、息子の寝顔にチューをして品川プリンスに向います。渡米中に取れなかったアポや電話相談の仕事が山済みです。ホテルに缶詰になって仕事をこなします。
プリンスの食事は昔から評判がよろしくありません。ホテルの外に行く元気もないので1階にある24時間営業のイタリアンレストランに入ります。後悔先に立たず? ピザとビールを注文しましたが、これが美味くないというか、何というか、気合が入っていない味なのです。パンチに欠けた個性のないピザに“渇”! ニューヨークから帰ってピザを食べた私が悪い? 自分にも“渇”!
部屋に戻りしばしプライベートの時間を過ごします。久々に品川の夜景を見ながら2時までゆっくりしたのも束の間、西村君からフロントローの新企画の打ち合わせのメールが届きます。ああ、私は眠らない運命なのでしょう。彼と朝日を見ながらチェックアウト。ベッドは何のためにあるの?
●織姫と彦星は絶対に会えない? 7/7
織姫は天帝の娘で機織の上手な働き者でした。夏彦もまた働き者で天帝はふたりの結婚を認めます。めでたく夫婦となった織姫と彦星でしたが夫婦生活があまりにも楽しく、織姫は機を織らなくなり、また夏彦は牛を追わなくなります。天帝は怒り、2人を天の川を隔てて引き離しましたが、年に1度、7月7日だけは会うことを許したのです。七夕が来るたびに学生時代の淡い恋をふと思い出します。
さてさて、話を現実に戻しましょう。おりひめ星はこと座のベガで0等星です。地球からの距離は25光年。一方のひこ星はワシ座のアルタイルで1等星。地球からの距離は17光年。この2つの星の間の距離は約16光年あり、光の速度、秒速30万kmで走っても16年かかるため年に1度のデートは無理?
こんな計算をしてひとり納得している私って変? 変ですね。失礼いたしました。
●人生の師の有り難い言葉 7/8
29年間お世話になっている私の人生の師と久々に面会、夕食をご馳走になります。
「誰に何と言われようとも、突き進め。自分が“コレだ”と思ったことに迷いは不要。誰にも負けない情熱さえあればそれだけで十分だ。凡人は(仕事を)やらない理由を考え、変人は奇抜な夢ばかり追いかける。そういう人は成功しない。君は奇人であり続けよ。アメリカ人に英語のスピーチを教えるなど、奇人の奇行以外のなにものでもない。奇人ではあってもアホのごとく情熱を持ち続ければ必ずや協力者が出てくるものだよ。君が奇人でなければ、凡人にも劣る。そんな君は君ではない。 頑張れ。いいか。今日は君と食事が出来て楽しかった。有難う」
68歳とは思えないパワーと迫力。そして、私が永遠に勝てないであろう究極の“弁力”。終始、背中を丸めてばかりの福澤でした。
●背中の痛みは男の勲章? 7/9
“背中の痛みは男の勲章”などと自らを奮い立たせて何年経過したでしょう。睡眠は最大3時間、と心に決め今日まで頑張ってきました。
そんな私の体に異変が。睡眠欲がなくなってしまったのです。早朝の5時頃寝て8時に起床、これが最近のリズムでしたが5時になろうと6時になろうと眠くならないのです。横にはなります。でも眠ることが出来ないのです。眠くないのですから問題はないのかも知れませんが、しかし不気味です。
帰国後、最初の箱根合宿に来ています。朝7時、ウグイスの声を聞きながら体を横にしています。眠くはありませんが体が熱い? 熱を計ると38度2分。平熱が5度8分の私にとっては高熱です。
“熱さまシート”をおでこに貼りながら朝の指導を始めます。
●白い衣を着て天を舞う女性が私の理想の女性? 7/10
箱根合宿では深夜まで生徒さんとお話をすることがあります。必ず話題になる“恋愛”。世代を超えた恋愛談義はお酒も入ることでいつも盛り上がります。
私は奥ゆかしい女性が好きです。“奥ゆかしさ”の意味を求められても私自身、明確に返答することはできません。私にとって“奥ゆかしさ”とはどこまで行っても“奥ゆかしさ”なのです。定義づけたり説明したりすることさえ拒絶したくなるほど、“奥ゆかしさ”は私にとって大切な言葉なのです。
その語感は私の“体”と“心”で感じるものであって誰にも侵されたくない聖域です。
どうしても説明しなければならないとすれば、それは白い衣を着て、この大宇宙を舞う天女のような女性です。「先生はコスプレ派ですね!」などと言われると一瞬、腰が砕けそうになります。私の理想の女性像は誰にも理解されないようです。それでいいのです。
●私の片腕が倒れる! 7/11
弁塾の経理を任せている大ちゃんが倒れた、と連絡が入ったのが昨日の夕刻、箱根には行けそうもない旨のメールが入ります。風邪ひとつひかない“頑丈”な男なだけに容態が心配です。聞けば40度近くの熱、箱根に来てもらっては困ります。
彼とは学研の同期、僕のほうが3歳年上ですが、 アレコレもう21年目の“腐れ縁”です。大ちゃんの“女性史”はすべて私が知り尽くしていますし、数々の秘密もその扉を開けるか否かは私次第なのです。
仕事は経理だけにとどまりません。私の身の回りの世話から運転、出張の手配から薬の購入まで何でも彼に任せています。彼の存在がなければ弁塾は動きません。それほど大切な男、それが大ちゃんなのです。
自分だけがいちばん苦労している。こんな傲慢な気持が私の心の奥底にあったのかと思うと恥ずかしい気持でいっぱいです。丈夫な大ちゃんが倒れる前になぜ気遣ってやれなかったのか、今日は反省の一日です。
●刀のように”立つ”魚が解禁! 7/12
秋刀魚(サンマ)の網漁が解禁になり一部の漁船が北海道東部の各港で初水揚げ。“秋の味覚”が早くも店頭に並びました。
“秋刀魚”の漢字を見てわかるように新鮮なサンマは刀のように立つのです。実際に手に取って45度以内の曲がりならお刺身に、90度までなら焼き魚にして食べるのがいいと聞き、妙に感心してしまいました。
サンマは日中までにプランクトンなどの餌を捕食しながら泳いでいます。深夜までにはサンマの胃袋の中は空になります。サンマ漁は深夜に行われるので空腹のサンマを獲ることができるのです。内臓(ワタ)を取り除かなくてもサンマを美味しくいただける理由はここにあるのです。鮮度が高いサンマほど内臓(ワタ)の渋みはなく、むしろ甘いとも言われているほどです。
さあ、さあ、ウナギがダメでもサンマがあるぞ。サンマをお腹一杯食べて夏バテを乗り切ろうではありませんか。
●世界に一つだけのアナタの声 7/13
言葉も大切ですがそれ以上に大切なのが人の「声」です。人を励ます(encourage)とき相手は言葉で励まされているのではありません。世界に一つしかないアナタだけの声で励まされているのです。悲しみのどん底にいる友人や恋人を救うのは言葉ではありません。アナタの声なのです。どんな言葉をかけてあげればいいのか躊躇(reluctant)する必要などありません。いつも通りのアナタの声でそっと包んであげればいいのです。
自分の声を変えたいという方がいます。何のために声を変える必要があるのか、私には疑問です。アナタだけの声は天から与えられた贈り物なのです。どんな「声」であっても、そのアナタの声で癒されている人がアナタの回りにはたくさんいるのです。
私自身、自分の「声」は好きではありませんし、美声だとも思っていません。でも、私の「声」で癒される人が私の回りにたくさんいるということだけ、それだけで十分なのです。
●ファンを大切にする気持ち 7/14
「ファンの声が重かった。それが一番の理由だと思います」。イチロー選手がマリナーズと再契約を交わした記者会見でのコメントです。
さて、弁塾には毎日たくさんのメールが届きます。激励のメールや質問のメールもいただきます。卒業された方や現役の生徒さんも含め、アクセスいただいた皆さんが弁塾の“ファン”だと私は考えています。
今月5日。NYcomのお客様と現地でお会いする機会がありました。弁塾のHPもご覧いただいている方です。初めてのニューヨークにも関わらず地図を頼りに8番街まで来ていただいたのです。わずか10分程度の会話でしたが心が通う会話ができたと思っています。彼のような方も弁塾の“ファン”なのです。
これからも命ある限り“ファン”の方々を大切に精進していこうと思います。
●安倍首相のウソで思い出したモンデールという人物 7/15
1984年米国の大統領選で民主党の指名候補者となったW.モンデール氏。その後駐日大使も務めたこともあるのでご存知の方も多いと思います。
84年のこの選挙戦は盛り上がりました。モンデール氏は増税の必要性を説き”Let’s tell the truth”(真実を言おう)と増税を前提とした政策をあえて披露、その誠実で正直な演説は全米の人々を魅了します。私がスピーチの研究を始めた頃でもあります。
さて、結果は民主党の盛り上がりに反して、共和党ロナルド・レーガンが勝利することになります。
増税をすることがわかってはいても、それを候補者に明言されてしまうと大衆は不支持に回る、これが国民感情でしょうか。
さて、日本の安倍首相。モンデール氏と比べるのは酷ではありますが少しばかりの誠実さと正直さを期待したいものです。「消費税率引き上げの有無は今の段階では答えられない」。今日のサンデー・プロジェクトでの発言です。
●「先生は老後がたいへんだからイヤ」? 7/16
高校生に英語を教えていた頃、女生徒の一人にこんなことを言われたことがあります。「先生と結婚したいけど、ウーン、やっぱりダメ。だって先生、体が大きいから老後がたいへんだもの」。
つまり、私の体重が重いので介護がたいへんだというのです。ヤレヤレ、女性の発想は私にはよく理解できません。余計なお世話です。でも、一理あります。結婚に夢だけを抱く時代ではないのかも知れません。
さて、時代は江戸。月の光を頼りに夜道を歩き妻の“宿”を訪れ、そこで夫が妻の秘密の名を呼ぶ。妻は夫の名を呼び確かめる。“合い言葉”です。その言葉が一致したときだけ妻の“宿”が開けられました。これが江戸中期まで続いた「通い婚」の習慣です。
お互いに会いたいときに会うという合理的な考え方、チョッピリ憧れます。
●インド人もビックリ? 7/17
米国の国内便でわが子を“放置”した容疑で私が逮捕されそうになったことは以前の日記でも紹介したと思います。乗り換えを急ぎ少しだけ私が先に機外に出たことから生じたトラブルでした。機内で問題を起こしたり暴れたりすればその時点で即逮捕(arrest)、以後の搭乗は制限されてしまいます。
日本でも2004年以来、携帯電話の使用など機内での迷惑行為に罰則を設けた改正航空法が施行されましたが、“お客様第一主義”の国日本です。これまであまり厳しい対応はされなかったようです。
機長命令に従わず携帯電話の電源を切らなかったとして暴力団組員が逮捕されました。公共のマナーが守れる日本であってほしいですね。
●金のタマゴは何色のタマゴを生む? 7/18
新千歳空港で搭乗を待っていると恩師から突然の電話。緊張が走ります。「すいません。すぐ東京に戻ります」。恩師の笑い声が電話口から聞こえてきました。“今すぐ来なさい”と言われることがトラウマになっている私です。
「頑張っているかね。いや、別に用はないけど電話してみただけなんだよ。世の中には色々なタマゴがあるんだよ。銅のタマゴは銅しか生まない。銀のタマゴも銀しか生まない。これは分かるよね。それでね、金のタマゴは金のタマゴを生むかといえば、そうでもないわけ。これが人生の面白いところなんだよ。金ではなく銀だったり銅だったり、生まなかったりするんだよね。君は金のタマゴだけど、何色のタマゴを生むかな」
“金のタマゴ”と言われれば誰でも嬉しいのですが胸中は複雑です。恩師の言葉はいつもズシリと重いのです。タマゴの話だけで私を“動かす”恩師。凄い。
●人間関係に大切な”真心” 7/19
人をほめたり笑顔を演出することは大切です。人間関係に関する溢れんばかりのハウツー本が出版されていますがテクニックだけで人は動きません。大切なのは"真心“です。“真心”が大切だと言えば、“真心を身につける方法”などという本が出版される変な時代になってしまいました。
“真心”。これはあるがままのアナタの心です。それを素直に表現すればいいのですが、これがなかなかできません。相手にどう思われるかを気にし過ぎるからです。
“真心”が出せないとストレスが溜まります。そしてハウツーを追い求めます。
歪んだ心の持ち主に“真心”は通じません。それでも、相手を恨んだり見下したりしてはいけません。そんな人にでも“真心”を発信し続けるのです。これが究極の弁力なのです。
自身の反省も込めて。
●夢のあるプレゼンが聞きたい! 7/20
仕事柄、私には日々様々なプレゼンを聞くチャンスがあります。私はこの道のプロです。プレゼンを行う人は皆“カンペキ”な準備と適度な緊張感をもって本番に臨んでくれます。しかし、この、“カンペキ”が少々やっかいです。
私はプレゼンの途中に様々な質問をします。その場で矛盾を突くようなイジワルはしませんが疑問点や希望に関しては容赦しません。
予算内にことを進めることばかりに気を取られ、企画の内容が不十分であれば、私は容赦なく却下します。決め手はズバリ「夢」です。「夢」のある企画かどうか、ドキドキ・ワクワクするかどうか、これが大切なのです。
数千万の自己資金を投入した箱根弁塾館。インテリア・デザイナーにも一切の妥協はありません。私の周りには今、胃をヤラレル人が続出しています。
●自分が笑える心の余裕! 7/21
「笑いは人間関係の潤滑油だと思っている。たかが笑いだとバカにしてはいけない。じつはこれ、企業の存亡に関わるくらいの、大問題なのである」。“大盤振る舞い社長”の異名を持つ関口房朗氏のコメントです。(『豪快!リーダーシップ論』)
さらに「笑いにおいて大切なのは、人を笑わせるテクニックよりも、むしろ自分が笑える心の余裕である」と続きます。私にはこの“自分が笑える心の余裕”というフレーズが新鮮に響きました。
弁塾では“笑い”を非常に重視しています。弁力と“笑い”は切っても切り離せないからです。笑いのないスピーチは即、却下、生徒さんと二人三脚で笑わせるネタつくりに励むのです。“笑い”の指導に関しては誰にも負けない自信がある私です。しかし、企業人としての私、プライベートでの私はどうなのか。今の私に”笑える余裕“があるか、といえばその答は否なのです。
「もっと笑わんかい!」という関口氏に見習い、明日から実践しようと思う福澤です。
●ウケる教師になる秘訣はコレだ! 7/22
“生徒が授業を聞いてくれない”という相談が増えています。
難しいことを易しく教える。これはアタリマエです。易しいことをどう教えるか、これが問題なのです。私の持論はズバリ、「易しいことは面白く教える!」です。
“易しいこと”をバカにしてはいけません。学問の90%以上が、この“易しいこと”なのです。難しそうに見えることも実は“易しいこと”の組み合わせだったりします。
現役の先生方に私は「易しいことをどう教えていますか?」と質問します。ほぼ全員の方が「易しいことはわかりやすく」と答えます。だから、生徒が授業を聞いてくれないのです。“易しいこと”を分かりやすくする暇があれば、面白く教えることにエネルギーを使うのです。笑いやユーモアも大切でしょう。
面白く教えるには条件があります。それは教える人自身が“面白い人”になることです。このツボさえ押さえれば生徒の反応は確実に変わるはずです。
●ビア・ガーデンのススメ? 7/23
日本で最初のビアガーデンは1875年横浜・山手、現在の麒麦酒の創始者であるコープランドが工場隣接の自宅を改造して開いた『スプリング・バレー・ビヤ・ガーデン』。主に外国人居留者と外国船の船員向けだったそうです。
雪祭りが行われることでも有名な札幌の大通り公園。毎年夏になると公園の大半がビアガーデンになります。幅65メートル、長さ数100メートルに渡る広大なビアガーデンは他に類を見ない大規模だとか。明治神宮外苑にある「森のビアガーデン」はその名のとおり森に囲まれたビアガーデン。テーブルと椅子は丸太で出来ており、趣があります。座席でのバーベキューも可能で、ビールも専用サーバーごとに提供してもらうことができるのでピッチの早いグループは助かります。
時には仕事を忘れてあえて昼間の時間にビ・ガーデンに立ち寄ってみては!
●焼肉を食べるカップルは親密なの? 7/24
朝鮮半島の貧しい家庭のお話です。病気になってしまった我が子に食べさせるものが何もありません。ある日、飼っていた牛のシッポ(tail)を仕方なく切ってしまいます。煮込む際の調味料もなくただ草花だけを一緒に加えました。これがテールスープの起源だそうです。
『焼肉』は貧しさに耐え抜いた農民たちの生活の中から生まれた料理です。民族の情念が味に込められているため味が濃いのです。
さて、昔から焼肉を食べるカップルは親密だといいます。たしかに気心の知れた人でないと焼肉は美味しくありませんね。大きな口を開けてパクパク食べて飲む。これが焼肉の醍醐味でしょう。
今日は私も久々の焼肉パーティー。美味しくいただきました。誰と? 秘密です。
●福澤先生のダイエット進行中! 7/25
一時は105キロまで肥えた体を二桁台までを落としました。学生時代には83キロだったことを考えると肥えすぎですね。このまま90キロまでダイエットしようと思います。
私の体は健康二重丸、主治医もビックリするほどです。血糖値はまったくの正常、異変らしい異変はありません。
「君の体って変なんだよね。普通じゃないわけ。数値は正常だからまあ、いいけど、でもね、やっぱり重すぎるよ。夕食は食べないで仕事も減らしたほうがいいネ」。主治医のコメントです。
私の趣味はマリン・スポーツ、中でもスキューバ・ダイビングが得意です。深海に潜った後のビールとおにぎりは最高のご馳走なのです。
アッ、ダメダメ。そんなことをしたらまた105キロに戻ってしまう。
●深夜3時の訪問者? 7/26
夜中の3時、ハッと目を覚ますと目の前に女性が座っています。西洋人のようにも見えますが、東洋人のようにも見える顔です。胸から下はよく見えません。私をじっと見つめています。ニコニコしています。でも表情は寂しそうです。その姿は数秒で消えました。先月、ニューヨークに出張をした際の体験です。
帰国してから大ちゃんからメールが届きました。「あずさちゃんが死んじゃった」。エッ。僕は耳を疑いました。今から15年前、大ちゃんの結婚式の2次会の司会を僕はあずさちゃんと行いました。その、彼女が急死したのです。享年40歳。
あずさちゃんが亡くなった日、それは僕がニューヨークに滞在していたまさにその時期でした。偶然とは思えません。
あずさちゃんの肌は白く、髪型はおかっぱでした。私にお別れを言うためにニューヨークまで来てくれたのでしょうか。合掌。
●自信の源は? 7/27
自信(confidence)とは“思い込み”だと私は思っています。たとえば、自分ほど英語に詳しい人はいないと思える人、そういう人には自分がイチバンだという“思い込み”が生まれます。実際にイチバンかどうかはこの際、問題ではありません。
どうすればいいのか? それは「のめり込む」ことです。仕事でも趣味でも恋愛でも何でも結構、一つの分野に徹底してのめり込むこと。このことで自分がイチバンだという“思い込み”が湧き出てくるのです。この“錯覚”が人に勇気を与えるのです。
“思い込み”と「過信」は違います。のめり込みの度合いが少ない人、費やした時間が少ない人は「過信」のレベルに甘んじ、人生を踏み外します。自信も失います。
自信をもって話せるようになりたければ、アナタの今の仕事、趣味、恋愛にのめり込むことです。
「自信」とはアナタの生き方と連動しているのです。
●反省ってそんなに大切? 7/28
どうして? なんで? どうして韓国に勝てないの? 延長戦? 惜しい! もうイッチョ、ホレ。あ・あ・あ、負けちゃった。サッカー・アジアカップ3位決定戦。スポーツは実力通りに決着することが圧倒的に多いのです。つまり、日本が弱いのです。健闘はできても韓国を凌ぐだけの実力が日本チームにはないのです。
日本人は反省(reflection)が好きな民族です。羽生選手も試合後のコメントで猛反省していました。自らを客観視し、欠点を冷静に眺める。大切なことだとは思いますがもっと大切なことがあります。それは、“次への一歩”を踏み出すことです。
反省することに囚われる人は次への一歩がなかなか踏み出せません。
反省することに美意識を見出す人はどんどん臆病(timid)になっていきます。
反省することに慣れ親しんだ人は周りの人にも反省を促します。
反省することが目的になってしまった人は不幸な自分に酔いしれます。
そんな人にはなりたくありませんが、それでも私は反省することが大好きです。だから、僕は今日も“次への一歩”を踏み出します。
●浮気がバレて土下座するご主人? 7/29
浮気がばれたご主人が土下座をしています。それでも奥様は許しません。頭を地面にこすりつけても効果なし。どうするご主人?
こうなれば、もう、土下座を超えた土下座をするしかありません。何を思ったか、ご主人、玄関の土間を掘り始め、その穴に頭を埋めたまま土下座をし始めたではありませんか。これぞ“土下座スペシャル”。
江戸時代には相手に土下座をして謝ることでたいていのことは許してもらえる風潮があったようです。平成の今、土下座の価値は下がる一方です。土下座をする人が多すぎるためです。
選挙で土下座する政治家たち。なんと醜いことでしょう。浮気がばれて“土下座スペシャル”をしたご主人の仕事は? 何? 政治家だって。トホホ。
●ホンモノはホンモノらしく見えない? 7/30
自私の父は銀座で一時代を築いた事業家でした。晩年、病に伏し会社の経営が悪化する中、様々な人間模様を私は見続けてきました。去った人もいれば、父に師事し続けた人もいました。給与が出ずとも最後の最後まで父を見守り続けた人間がいたこと、これは私の誇りでもあります。
人から地位や名誉や経済力を取り去り、それでもなおついてくる人が何人いるか?
晩年の父は実に冷静でした。事業家としてのイロハや人心の見抜き方、窮地から脱する方法をこと細かく私に教えてくれたのです。
“ホンモノはホンモノらしく見えない”という言葉も印象に残っています。“迷ったら止めよ。よいと思ったら止めてみよ”という一見、矛盾する哲学も冷静沈着な父らしい言葉です。
●「食事」と「餌」の違いは? 7/31
家族や恋人と食卓を囲みながらの楽しい会話。時おり、笑い声や歌声も聞こえてきます。これは「食事」。コンビニの弁当や立ち食いそば、これは「餌」です。
「食事」は人の心を満たし、「餌」は人の胃袋を満たします。
「食事」どころか「餌」の“摂取”さえままならない人もいるかも知れません。実は私もそのひとりです。移動の車中でビニール袋に入った「餌」を黙々と食べる。私の日常になってしまいました。胃袋を満たすだけで精一杯の私。何かが足りません。
強羅にオープンしたハイアット(Hyatt)で数日振りの「食事」をとりました。愛する家族の笑顔を見ながらの「食事」です。本来の自分を取り戻す(restore)ことができました。 |
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○話し方教室合宿情報 |
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宮崎先生の「恋愛上手」
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